先日、薬剤師の有志メンバーを集めてつどい薬局の地域交流スペースで『服薬後フォロー』の研修会を開催しました。

服薬後フォロー、減薬提案を積極的に行っているK氏が講師を勤めてくれました。

服薬後フォローの方法、注意点、服薬情報提供書の書き方について講義があり、その後は症例検討会を行いました。

２グループに分かれて減薬を希望されている患者様に対して薬学的な知見からどのような提案が出来るかを意見を出し合いました。参加者がそれぞれ意見を出し合うと同じ薬剤に対して違った視点で評価をするためとても勉強になりました。

今回参加してくれた若手薬剤師がK氏の講義を聞いて『施設在宅で試したい服薬後フォローがある』との事で次回（令和３年１２月開催予定）、実践した結果を発表する機会を設ける事になりました。

K氏が講義中に“薬は、薬がいらなくなるために服用する”という言葉が印象的でした。

患者が欲しいのは薬ではなく“健康“という事を肝に銘じて日々の業務に取り組みたいと思います。

個人的にはつどい薬局には地域の方々以外にも有志メンバーが集い、自己研鑽ができる場所になるようにという想いを込めてつどい薬局という名前を付けたのでこの研修会は感慨深いものがありました。次回も実りある研修会にしたいものです。

つどい薬局　椿